2012年8月11日土曜日

未完成脚本・新人公演用脚本案・『カカオ豆みつけた。』06P目。

マナミ そおかあ、溶かす前と同じ味になっちゃうんだ。

ミユ  これ、以上どうしたらいいんだろう?

マナミ もっとおいしいチョコを買ってくるとか。…って一緒か。

ミユ  アイジョーが足りないからかな?

マナミ どうしたらいいんだろうね。

ミユ  うーん。

 キーンコーンカーンコーン。

ミユ  あ。

 生徒達、席につく。良太役も別の生徒として、席に座っておこうか。

 先生、入ってくる(マイム)。ガラガラ。先生は声の出演。

先生  さあ、始めるぞ。

生徒  キリーツ、レイ、チャクセキ。

先生  さあ、今日は先週の続きからだったな。

 授業が、しばらく続く。

マナミ ねえ、先生に聞いてみたら?

ミユ  でも、先生知ってるかなあ?

マナミ 大丈夫。先生、ドクシンだから。

ミユ  そうか、時々、自分で料理するって言ってたから。

先生  コラ、そこ。おしゃべりするんじゃない。なんか、独身とか聞こえたぞ。

ミユ  スイマセン。

マナミ おこられちゃったね。

ミユ  うん。

 先生、少し授業。

 キーンコーンカーンコーン

先生  おっ、じゃあ。今日はここまで。皆ちゃんと予習しておくように。

マサル ようし、ドッジボールやろうぜ!

 マサルと生徒出て行く。

マナミ マサルくん、いっつもドッジボールだね。

ミユ  うん。(うっとり)

マナミ あんなのの、どこが…

ミユ  あ、先生行っちゃう。

 ミユ、先生を追う。(マイム)

ミユ  先生。

先生  ん。なんだ?坂本?

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