2012年8月16日木曜日

樹幹解析に関するプログラミング卒業論文のレジュメ省略部分3P目。

0から1677万7千215という数値を16進数で表すと0からFFFFFFであり、16進数の二桁(8bit)がRGBを表している。つまりFF(B)FF(G)FF(R)となっている。

またRGBのそれぞれの数値はRGBの明度を表しており、数値が大きいほど明るく、それぞれの色合いが強く現れる。

主な理由としては心材部分と辺材部分の色の違いが考えられる。ある程度の減色は可能であったが、年輪部分が不明瞭になるなど不具合が生じた。

 そこで本プログラムでは、画像の準備段階として、画像処理は明度、コントラストの調整を行う程度にし、極端な減色は行わないこととした。

年輪を一方向に中心から外側に帯状に切り取った場合、それは円ではなく単純な縞模様と考えることが出来る。本プログラムではこの帯状の縞模様の端、つまり年輪界を任意の方向で検出し、その検出した年輪界を連結することで、多角形を近似するということが基本的な考え方である。

なお、扱う情報に違いはあるが注目点の情報から一つ後の点の情報を引いて差を求めるということは本研究の基本的な考え方の一つである。

なお濃度値はプログラム内部でRGBに分解し扱っている。これはプログラムの返す値をそのまま計算すると、256進数の関係でRGBの増減に差が生まれるからである。Rの成分が1増加した場合、数値は1増加するが、Bの成分が1増加した場合は256の2乗、65536増加することになる。

 年輪の縞の部分に注目すると、縞の部分は値が低く、その境界を挟んで値が高くなっているので、検出する点は差が正の値になる所である。円板の画像は基本的に同じ色も見えても、色の変動がある。そのため検出する点は後ろの点

ブログ アーカイブ

zen back