2012年8月18日土曜日

痛い書きかけ脚本『カカオ豆みつけた。』 Ver.1.02 17P。

精霊3 魔女、魔女、魔女お。

ミユ  マトーヤさんの家に行かないといけないのか。

精霊3 言っとくけど、僕は魔女の家なんか知らないよ。

ミユ  あ。

精霊3 何?

ミユ  ちゃんと案内がついてた。こっちに300メートルだって。

精霊3 …。

ミユ  じゃあ、行こうか。

精霊3 結局、行く運命なのか。

 2人、移動する。

ミユ  なんで、そんなに魔女が恐いの?

精霊3 だって、魔女だよ。

ミユ  あんただって精霊じゃない。

精霊3 いやあさ。噂なんだけど、マトーヤは精霊の目をくりぬいてコレクションしてるって。

ミユ  それ、ホント?

精霊3 いや、噂。

ミユ  ただの噂でしょ。大丈夫だって。

精霊3 でももし、いきなり目ん玉くりぬかれた…。

ミユ  大丈夫。

精霊3 どうして。

ミユ  いきなり目をくりぬくような人は、あんな看板立てないと思う。

精霊3 (なるほど…。)

 2人、移動する。魔女の家に着く。

ミユ  ここがそうかな?あ、ちゃんと表札がついてる。「マトーヤ」だって。

精霊3 やっぱり帰らない?

ミユ  ここまで来て何言ってるのよ。

 ミユ、呼び鈴を鳴らす。チリンチリン。

 しばらく、まつが返事はない。

精霊3 留守、なんじゃないの?ははは。

 ミユ、ドアノブに手をかける。カチャ。

ミユ  あ、開いてる。

精霊3 へぇ!?

ミユ  入らせてもらおうか?

精霊3 辞めといたほうが…、失礼なんじゃないかな?

ミユ  ゴメンクダサーイ。

精霊3 聞かないなら、聞かないでよ。

 2人、魔女の家の中へ。精霊3は引っ張られて。

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