2012年8月18日土曜日

痛い書きかけ脚本『カカオ豆みつけた。』 Ver.1.02 13・14P。

 ミユ、頑張って見ようとする。精霊達出てくる。

精霊1 見えるかな?

ミユ  あ、見える見える。

 ミユ、精霊達を眺める。精霊3を見て。

ミユ  あれ、マサルくん。

精霊3 マサル?僕の名前は§∞♂だよ。

ミユ  え?なんて?

精霊3 §∞♂。

ミユ  え?

精霊3 §∞♂。

ミユ  は?

精霊1 ああ、そうだ。精霊の名前は人間には聞き取れない音域にあるんだ。それじゃあ改めて

紹介するよ。

 音響、照明、入れようか。

精霊1 食いしん坊の彼は§∞♂。紅一点の〆∀♀。そして、僕がこのチームのリーダーの♪±

♂だ。

精霊2 どうも、初めまして。

精霊3 初めまして。

ミユ  全然意味無いな。

精霊1 それじゃあ、僕達が出て来たわけだし、森に入ってもらおうか。

精霊2 ささ、早く。

ミユ  ちょっと、まって。

精霊1 ん?

ミユ  あなた達が出てきても、私は森でやっぱり迷うんでしょ?

精霊1 そりゃあ、まあねえ。

精霊3 それが僕達だからね。

ミユ  ソレって不公平じゃない?

精霊達 不公平?

ミユ  だってそうでしょ。私は森を歩くしか出来ないし。大体、あなた達、3人がかりじゃな

い。

精霊3 まあ、そりゃそうだけど…。

精霊2 でも、こういう場合ってそういうものじゃない?

ミユ  私は納得いかない。

精霊1 君、さっきからワガママ言い過ぎだゾ。

ミユ  じゃあ、森の外通ろうか。

精霊1 え、いや、それは…。

精霊3 よけいなこと言うな。リーダー。

精霊2 それじゃあ、どうしたらいいの?

ミユ  正々堂々ショウブしない?

精霊2 勝負って?

ミユ  例えばジャンケンとか…そう、私はあなた達、3人の誰かに勝ったら勝ちってことで、

あなた達は全員が私に勝ったら勝ちってのはどう?

精霊1 ちょっと、まてソレはどうなんだ?

ミユ  カクリツ的には平等だと思うけど。

精霊1 カクリツ…。ちょっと待て、相談する。

 精霊達、相談しだす。その間、ミユは余裕で何を出すか考えてる。

精霊1 あいつは、ああ言ってるけど実際のところどうなんだ?

精霊2 ちょっと計算しましょ。

精霊3 あいつは僕達3人のうちの誰か一人に勝ったらいいんだから…。

精霊2 ジャンケンで勝つカクリツって3分の1だから。

精霊3 3分の1足す3分の1足す3分の1で1かな。

精霊1 ちょっとまて、絶対に負けるってことじゃないか。

精霊2 そんなことがあるわけないわ。

精霊3 あいつが勝てないカクリツは3分の2だから。3分の2足す3分の2足す3分の2は3

分の6だから2か。

精霊1 ちょっとまて、2ってどういうことだ?

精霊2 なんでも、足したらいいってもんじゃないわよ。

精霊3 じゃあ、かけてみようか?3分の1かける3分の1かける3分の1は…えっと9で27

    だから。27分の1。なんだ随分分が良いじゃないか。

精霊2、精霊3にモモコン。

精霊3 イテッ。

精霊2 そんな簡単な訳ないでしょ。

ミユ  あの、そろそろいいかな?

精霊1 え?

精霊2 ちょっと待って。

ミユ  えー、まだあ。

精霊3 やりましょうよ。

精霊1 おい、待て。

精霊3 カクリツなんていくら考えたって勝つ時は勝つし、負ける時は負けるんですよ。

精霊2 それも、そうね。

精霊1 …そうなのか?

精霊3 そいううもんです。それに負けませんよ。僕達。

精霊1 …。

ミユ  ねー、もういい?

精霊3 お待たせしました。早速やろう。

ミユ  めんどくさいから、3人いっぺんにやろう。

精霊3 望むところだ。

4人、ジャンケンのモーションに入る。「フュー。」

ミユ  それじゃあ、いくよ。じゃんけんポン!(すごい早いテンポ)

精霊達 え、えええ。

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