2012年8月18日土曜日

痛い書きかけ脚本『カカオ豆みつけた。』 Ver.1.02 23・24P。最終・未完。

ミユ  あ、ちょっと。

精霊3 お元気でー。

ミユ  …。

精霊3 帰っちゃったね。

ミユ  どうして、あんな冷たい言い方したの?

精霊3 落ちるよりは良かったって。

ミユ  …なんで、こんな奴がマサルくんにそっくりなんだろ?

精霊3 さあ、次は君の番だよ。

ミユ  …落ちたら、助けてくれるよね。

精霊3 最初から助けてもらえると思ってたら、絶対に落ちるよ。

ミユ  …。

精霊3 飛べると思って飛んでみなよ。

ミユ  …。

精霊3 さあ。

ミユ  …飛ぶよ。

精霊3 早く。

ミユ  …飛ぶからね。

精霊3 ほら。

 ミユ、助走をつけて飛ぶ。結構、余裕で飛べる。

ミユ  思ったより…。

精霊3 簡単だったでしょ。

ミユ  うん。

精霊3 飛ぼうと思ったら、飛べるもんだよ。

ミユ  あの子ちゃんと帰れたかな。

精霊3 実を言うとさ、あの子を助けることも運ぶこともできたんだよね。

ミユ  じゃあ、なんで…

精霊3 っていうか、あの子飛べたよ。多分。

ミユ  え?

精霊3 ここまで一人で来たんだから。

ミユ  どういうこと。

精霊3 恐くて、自分の気持ちが信じられなくなったんだね。

ミユ  恐がらせたくせに。

精霊3 だからあ、僕は真実を言っただけだろ。

ミユ  一緒よ。

精霊3 じゃあ、秘密のままで進んだ方が良かったのかな?

ミユ  …。

精霊3 でしょ?

ミユ  …うん。

精霊3 さあ、ドラゴンが出てくるんだから、頑張って行こう。

 精霊3、出て行く。ミユ、追いかける。

 ドラゴンの谷。

 ミユ、精霊3入ってくる。精霊3、ビビッテル。

精霊3 霧が濃くなってきたね。

ミユ  ちょっと、引っ付かないでよ。

精霊3 ねえ、やっぱり帰ろう。(ガタガタ)

ミユ  なんなのよ。あんたは一体。

精霊3 だって、ドラゴンだよ。ドラゴン。食べられちゃうよ。

ミユ  それ、さっき自分で言ってたんじゃない。

精霊3 ホントに帰ろうよお。

ミユ  あれ?

 木が沢山、倒れている。

ミユ  木が倒れてる。

精霊3 ドラゴンだよ。ドラゴンがやったんだ。

ミユ  でも、なんで木を…。

 突然、突風が吹く。2人、倒れる。ドラゴンが現れた。

精霊3 うわあ。

ミユ  きゃー。

精霊3 ドラゴンだ。ドラゴンが来たんだ。

 ドラゴンが2人の前に現れる。


未完。

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