2012年8月26日日曜日

完成上演済み脚本「ダンディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」Ver.2.01 29P目。

 ジェニファー、入ってくる。

ジェニファー そこまでよ。

ダンディ   メリージェーン。

ピカロ    ちい。

ジェニファー 2対1よ。

ピカロ    勝負はおあずけか。

ダンディ   遠慮するなよ。ピカロ。

ジェニファー カッコ良くないわよ。ダンディ。

ピカロ    まあ、これ以上アークに近付くな。命が惜しけりゃな。

ダンディ   自分の立場分かってるか?

ピカロ    分かっているさ。(お手上げ)

 ピカロ、去る。

ジェニファー もう、心配させないでよ。

ダンディ   悪い悪い。

ジェニファー ダンディ。

ダンディ   ん?

ジェニファー 無理をしないでね。

ダンディ   俺が無理をするのは、お前を守る時だけさ。

ジェニファー 冗談なんだか、本気なんだか。

ダンディ   そこに惚れたんだろう?

ジェニファー ええ、そうね。

ダンディ   さ、行こう。

 ダンディ、ジェニファー、去る。

男 一方、ピカロは。

 ピカロ、入ってくる。

男    親分。

ピカロ  お前、どこ行ってた。

男    すんません。ちょっと小便。

ピカロ  この役立たずが。

男    この男はいつもトイレに行っています。

ピカロ  ったく、ダンディといいお前といい、いらつく奴ばかりだ。

男    ダンディ?俺、ダンディの野郎バラしてきましょう?

ピカロ  やめろ、馬鹿。お前が行っても返り討ちだ。

男    へい。それじゃあ、どうしましょう。

ピカロ  ええい、声がい大きい。お前は…。

男    はい。

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