2012年8月26日日曜日

完成上演済み脚本「ダンディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」Ver.2.01 33P目。

男      え、だって、ボス…。

ピカロ    俺も男だ。卑怯卑怯と言われて、あまつさえ豚野郎と言われて黙ってられるか。俺にもプライドがある。ジェニファーを放すんだ。

男      親分…。

ピカロ    ダンディ、ジェニファーは解放する。その変わりサシの勝負だ。

ダンディ   信じられるのか?

ピカロ    俺にもプライドがある。プライドがレフリーだ。

ダンディ   良いだろう。

ピカロ    おい。

男      ほら。行け。

ジェニファー ダンディ。

 ジェニファー、ダンディの所に向かう。

 ピカロ、ジェニファーの背中を銃で狙いをつける。

ダンディ !

男    なんて汚い男だ。ピカロは。そう、ジェニファーを解放すると言いな

がら、ジェニファーの背中を狙ったんです。勿論、ダンディを落とし

入れるために。

ダンディ ジェニファー!

男 ダンディはジェニファーに駆け寄ります。そして、素早く背中に回りこむと

両手を大きく広げジェニファーを守るんです。

 ダンディ、ジェニファーを庇う。

男 それを計算していたピカロは何の躊躇もなく引き金を引きます。

 ピカロ、撃つ。

 銃声。

 ダンディ、倒れる。

男 ダンディはメリージェーンをかばっては悪役のピカロの凶弾に倒れました。あの無敵だったダンディが。愛する者を守る時、男は無敵の強さを持つと言いますが、それは同時に最大の弱さでもあると思いました。でも、この後、奇跡が起きるんです。

ピカロ    人間の性は悪だ。

男      やったぜ、親分。

ジェニファー ダンディ?ダンディ?

ダンディ   …。

ジェニファー ダンディ。起きてよ。いつもみたいに冗談なんでしょ?だってダンディ冗談好きだモンね。ねえ、ダンディ起きて。こんな所で寝てると風邪、引いちゃうんだから。ねえ、ダンディ…。起きてよ…。

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